夏のアウトドア。愛犬も一緒に過ごしたいですよね。楽しい思い出のみとなるにはしっかりと【熱中症対策】も忘れずに。家族であるワンちゃんを常に気に掛けてあげたい。
ウチのポメラニアン、モコは毛が黒く熱を吸収しやすい。そして10歳のシニア犬でもあるので散歩に行くときも色々と対策を考えています。
これから暑い夏。どんな対策があるのか一緒に考えていきましょう。
<こんな方にお役にたつ記事>
- はじめてのわんちゃんと過ごす夏で何に気をつけるとよいのか分からない
- みんなはどんな夏の過ごし方をしているの?
- ワンちゃんと熱中症に注意しながらキャンプしたい
- ワンちゃんのクールウェアおすすめが知りたい
ワンちゃんが熱中症にならないためには
ワンちゃんは「暑い!」と言えない。わたしたちが環境を整えて悲しい事故にならないよう守らなくてはならないのです。
日差しが強い昼間
お天気が良いと気持ちがいい。けどワンちゃんには辛い。昼間のアスファルト触れたことありますか?びっくりするぐらい熱いです。アスファルトは熱を吸収しやすく表面温度が60℃を超えることがあるそうです。夕方までその熱の放出が続いていることがあります。
歩かせる前に手でアスファルトを確認しましょう。そしてまだ熱くなっていない朝早い時間帯から行動。ときにはドッグカートを利用して大好きなワンちゃんの負担とならないようにしたい。
タープやテントで日陰を作り避難できる場所を早めに作る。木陰があるキャンプ場だと助かります。休憩するときも注意してアイスノンや凍らせたペットボトルをタオルで巻き置く。
簡易プールを置き体温を下げるようにするのも良いです。
わたしが使用しているのはもう売ってなかったです。
水分補給をする
ワンちゃんは全身で汗をかくことができません。体温調節は舌を出して行います。「ハアハア」していたら暑いという合図。脱水症状にならないように、こまめに水分補給をする。
わたしたちが飲むミネラルウォーターより水道水がおすすめです。人間には良いカルシウムやミネラルがワンちゃんの内臓には負担となり尿結石症を引き起こすキッカケになると言われています。
お水は新鮮なお水を心掛ける。お皿と携帯用とどちらの容器も用意する。
テントや車中泊。ワンちゃんベッドをクール仕様へ
キャンプでお泊りの時は【ひんやりマット】【アルミマット】【ジェルマット】などお家でも使用してる物を忘れずに用意する。また風通し良くすることや携帯扇風機を使うなど日中と同様に寝る時も十分に注意してあげたい。
クールウェアを着せる
保冷剤を収納できるバンダナや水で濡らして気化熱を利用したウェアがあります。太い血管がある首元や体全体をヒンヤリ涼しくしてくれるウェアは使用していて大変助かっています。私が使用している物は【ALPHAICONアルファアイコン】のサマークーリングネックです。
保冷剤は2時間くらいで溶けてしまいます。交換用の保冷剤を多く持ちクーラーボックスに準備しておく。水スプレーを用意してウェアやバンダナが乾いてきたら濡らす。
ALPHAICON サマークーリングネック
かなり研究して作られているウェアのようです。ハイネックになっていて別売りの保冷剤を2個入れるポケットが付いています。そしてホームページによると濡らして着せることにより-3.2℃のクーリング効果があるそうです。(※濡らす前と濡らした後の差)
脇はメッシュで通気性抜群、デザインはシンプル。伸縮性があり着せやすいし、ピタッと体のラインにそってストレスがなさそうです。ちなみにウチのモコはポメラニアンで体重4,5キロでMLサイズです。
国 | 日本製 |
素材 | ポリエステル100% |
生地の特徴 | 吸収速乾、遮熱、UVカット |
サイズ | S、SM、M、ML、L、1L、LL、3L、4L、XL、1XL、2XL、DXM、FPM |
カラー | グレイッシュピンク、ピスタチオ |
価格 | 6,600円(ten・ten販売調べ) |
特に熱中症に気をつけるワンちゃん
短頭犬種。鼻ぺちゃの子です。フレンチブルドック、パグなどが言われます。鼻が短いと気道が狭く水分蒸散する能力が低いそうです。つまり熱中症になりやすい。
北欧犬種のサモエド、シベリアンハスキーなどです。寒い地域生まれのワンちゃんは暑さに弱い。
黒毛の犬種。黒は熱を吸収してしますので体温が上がりやすい。
シニア犬は、体温調節が上手にできないので注意。
持病がある子。心臓、呼吸器、腎臓に持病があり体力がないと暑さに負けてしまう。
熱中症は時間との戦い
ワンちゃんがぐったりしている。体温が高い。よだれを出している。
熱中症を疑ったときは早めの対応が重要になります。
昔、「動物のお医者さん」というマンガを読んで記憶しています。とにかく早く体を冷やすこと。マンガでは洗濯機に水を溜めてザブンとワンちゃんを入れていたショッキングな画が忘れられません。
それは家での対応だと思うので、調べてみると日陰、換気、水、氷がポイントのようです。日の当たらない場所へ移動、風通しの良い場所。水を飲ませる、体にかける。氷は血管がある首や脇下、頭、お腹、内ももに当てる。(冷やし過ぎも良くないので適度に調節する)
そして動物病院で診察を受ける。
まとめ
遊びに夢中となり楽しい思い出が辛い思い出とならないようにうちの子は大丈夫と軽く考えずにしたいところです。
4つの対策。日差しが強い昼間の注意、水分補給をこまめに、寝るときにもクール仕様に、クールウェアなどで対策をして思いっきり夏を大好きなワンちゃんと過ごしたいですね(*^^*)
この撮影した日は、朝から夕方に庭で焼き肉をしたときの状況です。
気温は高く27℃まで上がりました。タープを立てて日陰を作り、プールを置き、ALPHAICONを濡らした気化熱と保冷剤を2回交換しました。
特に熱くて「ハアハア」することなく快適に過ごしているようでした。